日本語の添削学習です。自然な日本語の話し方を学習しましょう。
生徒が「中国のねずみ講」について書きました。
Student wrote:
夏休み期間に、ねずみ講に騙された学生が多いそうです。
←「夏休み期間」→「夏休み中」
←「騙された」→「騙される」:過去の事ではないので、「騙される」が適切です
毎年の夏休みに、仕事を見つけたい学生が多いので、ねずみ講にとって、この間はいいチャンスです。学生たちは利用しやすいものです。
←「仕事を見つけたい学生」:日本では、「アルバイト」と呼びます。
←「チャンス」を悪いことに使用すると違和感があります。
特に、貧乏な学生たちは家の負担が重くて、早めに仕事を取りたいと言う考えを他人に利用されました。
←「仕事を取りたい」→「仕事を見つける」:営業の仕事の事を話す場合は「仕事をとる」を使いますが、この文章中では「仕事を見つける」のほうが適切です。
ねずみ講に騙された学生たちは、お金や携帯などを奪われまして、授業を受けさせられました。
←「授業」→「セミナー」:「授業」は学校等で使います。
自由はおろか、満腹もできない状態です。
←「満腹もできない」→「満腹にできない」:修正後の文も、この文には合っていませんので、修正文のように書くのが良いです。
7.14日、东北大学の学生は天津で死にました。せっかく十何年間で、必死に頑張って、やっと、有名な学校から卒業しました。
李さんはネットで、仕事を見つけて、天津へ行きました。結局、ねずみ講に騙されて、死んでしまいました。
←「せっかく」、「やっと」は感情を表す言葉ですので、書く場合は、特に強調する場合以外は使わないほうが読みやすいです。
Teacher correction:
夏休中に、ねずみ講に騙される学生が多いそうです。
毎年、夏休中はアルバイトをしたい学生が多く、ねずみ講に騙される学生が増えます。
学生たちは騙しやすいものです。
特に貧乏な学生は、家の負担が大きく、早くアルバイトを見つけたいと考えていますので、この考えを利用されます。
ねずみ講に騙された学生は、お金や携帯を奪われ、洗脳のためのセミナーを受けさせられます。
自由はおろか、満足に食べる事もできない状態です。
7.14日、东北大学の学生の李さんが、天津で死にました。
李さんは、十数年間、必死に頑張って、有名な学校を卒業しました。
そして、ネットで仕事を見つけて、天津へ行きましたが、ねずみ講に騙されて、死んでしまいました。