The speech of Mr Panshul Sharma (Delhi, India )


ハチ公を見て      
Panshul N3(senior)

以前、私は犬が好きではありませんでしたが、これからする話のおかげで私の考えが変わりました。
私は、犬はよく吠えるし、ときどき人を咬むし、うるさいから、好きではありませんでした。
それに病気に感染しないように、注射をしてやらなければなりません。

ある日、友達が自分の飼っている犬について話をしてくれました。
しかし、彼の話を聞いても犬への偏見は変わらず、「犬と遊ぶより、人間と遊んだほがいいじゃないですか?」と彼に言いました。
彼は笑いながら「ハチ公の映画を見なさい。」と言ったので、わたしはどうしても犬を飼っている人の気持ちを知りたくなって、ハチ公の映画を見ました。

ハチ公というのは犬の名前で、飼い主は上野ひでさぶろうです。
上野さんは、大学へ通うために渋谷駅を使っていました。
ハチ公は毎日上野さんを送りむかえしていて、上野さんが大学から戻って来るまで、駅の外で待っているのです。
お互いに好きでしたから、一緒に散歩したり、食事したり、時々一緒にシャワーを浴びたりしていました。
上野さんの家族は犬を飼うのを反対していましたが、上野さんは気にしないで犬を育てました。

ある日、残念な事がおきました。
上野さんは、仕事中に急に倒れて、死んでしまったのです。
奥さんは家を売って、犬をほかの人に預けましたが、その人はハチ公を大切にしませんでした。
ハチ公は上野さんの事を忘れずに、どんなに暑くても寒くても雨が降っても、駅の外で待っていましたが、とうとう死んでしまいました。

私は上野さんに対するハチ公の愛を知って、涙が出ました。
この映画を見てから、私は犬が好きになりました。
可愛い小犬を見かけた時に、ミルクをやったら、幸せな気持ちになりました。
3日間続けてえさをあげたら、その小犬は私を遠い所から見ても、走ってくるようになりました。
ときどき、私の足をなめて、自分の気持ちを伝えてきます。
映画を見る前は犬が嫌いでしたが、今は好きになりました。
もし犬が嫌いな人がいたら、ぜひこの映画を見て下さい。
きっと犬が好きになるはずです。

ご清聴ありがとうございます